9歳のアンが、山の牧場で妖精の輪を見つけたその日、他にも不思議な出来事が……
その日アンは、キノコ採りに来ていたのでした。
でも、キノコは少しも採れません。
そして小さな毒キノコが周りにびっしりとはえた、あの妖精の輪をアンが見つけたのはこの時のことだったのです。
そして、そのとき、アンはあの人を見たのでした。その人は、ヒキガエルみたいな小さな小びとだったのです!
★ おひさま堂からひとこと
本書には、表題作のほかに
・ 『村へきたオリオンじいさん』
・ 『子ヒツジ売りのネッド』
・ 『リーおばあさんのふえ』
の3作品が収録されています。
いずれも、イギリスの田園の草木や動物や妖精たちや不思議なものたちとの交わりを描いた楽しい作品です。
どの作品もとても面白いです。
さらに、『カッパのカールくん』でおなじみの油野誠一さんの挿画が、いつもとは違う雰囲気を漂わせていて、こちらにもご期待ください。
書籍DATA
アリソン・アトリー:作 油野誠一:絵 鈴木武樹,:訳新刊時定価: 400円
出版社: 学習研究社
サイズ: 15,5×22.5m / 160p
発行年月日: 昭和43/6/1 第2版
本の状態
・表紙にはスレ・少汚れなどあります。(写真2枚目)
・函とカバーはありません。裸本です。
・天地小口は汚れがあります。(写真3枚目)
・前後の見返しとあそび紙に変色があります。(写真4枚目)
・しおり紐は切れています。(写真3枚目に紐の名残が見えます)
・本文は綺麗です。
※ 上記のように本の表面部分に欠点が多くあります。読めればよいという方に。