大自然の息吹を感じさせる雄大なおはなしです
春になって隣の山のてっぺんに一筋の黒い地面が顔を覗かせると、背高のっぽの山姥と、山姥の娘まゆは、お客さまを迎える準備を始めました。
やがて黒雲を引き連れてやってきたのは、巨大な竜と小さな竜の子ども。
山姥の母子はそれぞれ竜の背に乗って、山々に雨をふらせ、雪を溶かし、春を呼びます。
絵本いっぱいにダイナミックな季節の変わり目が描かれます。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
「まゆとおに」ですっかり子どもたちの人気者になった山姥の娘まゆのお話、第3作
山姥かあさんも山姥の娘まゆも、自然や周りの生き物と自分たちを大事にしながら、自然体で生きている……それが伝わってくるお話です。
ダイナミックなりゅうの姿や、そのりゅうに見まごうような雪解け水を集めた川が、大自然の息吹を感じさせてくれます。
少し長いですが、大勢への読み聞かせにも向いています。
書籍DATA
富安陽子:文 降矢なな:絵新刊時定価: 410円
出版社: 福音館書店
サイズ: 26×19cm / 32p
発行年月日: 2004/3/1 通巻第576号
本の状態
・表紙にはスレなどあります。
・カバーはありません。裸本です。
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。
・付録の「絵本のたのしみ」は付いていません。
・ソフトカバーの雑誌です。