変動の時代に秋田市の片隅に生きた、ある家族の日常を描いた物語
変動期をむかえようとしていた大正から昭和にかけての秋田を舞台に、いま、人びとがわすれかけた風物や年中行事などの生活感を織りまぜながら、著者の少女期の体験をもとに、家族のふれあいをえがいた愛情の物語。(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
いつの世も、歴史を作っているのは、実のところこの本の登場人物のような市井の人びとなのでしょう。
昭和の声を聞きながら「文明開化は今も続いているみたい」と言った少女の言葉が胸に残りました。
★ 書籍DATA
増村王子:作 箕田源二郎:絵新刊時定価: 不明
出版社:ほるぷ出版
サイズ: 20.7cm / 248p
発行年月日: 1997/6/20 第9刷
★ 本の状態
・表紙カバーにはスレ・キズなどあります。
・カバーはありません。裸本です。
・天地小口は汚れが少しあります。
・本文は綺麗です。