戦時下の熊本を舞台に、変わり行く石切り山の人々の生活を描いた物語
石切りの親方のむすこの権六は、いねむりの常習犯で、教室をずらかるのも得意だ。そんな彼が、東京から帰郷した予備役軍人の老大佐と孫娘みよの感化で、勉強し、働くようになる……。
熊本の町近くの石切り山を舞台に、太平洋戦争下の人々の生活と子供たちの姿を、感動深く描いた名作。
日本児童文学者協会賞・サンケイ児童出版文化賞・小学館文学賞受賞作。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
巻末に大石真さんの「作者と作品について」と題された解説が載っています。
こちらも、大変面白い内容なので、ぜひご覧ください。
★ 書籍DATA
竹崎有斐:著 北島新平:画新刊時定価:不明?
出版社 : 偕成社
サイズ:21cm / 266p
発行年月日:1986年1月 第18刷
★ 本の状態
・表紙にはスレなどあります。
・カバーはありません。裸本です。
・天地小口は汚れが少しあります。
・本文は綺麗です。