小学6年生の少女の瑞々しい視点から語られる沖縄と戦争の悲しい記憶
ふうちゃんは、神戸生まれの女の子。おとうさんとおかあさんは沖縄出身で、神戸の下町で琉球料理の店「てだのふあ・おきなわ亭」を営んでいる。
やさしい常連さんたちに囲まれて明るく育ったふうちゃんだが、六年生になった頃、おとうさんが心の病気で苦しむようになる。
おとうさんの病気の原因は何なのか?
ふうちゃんは、「沖縄と戦争」にその鍵があることに気づきはじめる…。
戦争は本当に終わっているのだろうか。
なぜおとうさんの心の中でだけ戦争は続くのか?
(出版社の内容紹介より)
★ 書籍DATA
灰谷健次郎:作 田畑精一:絵新刊時定価: 1200円
出版 : 理論社
サイズ:A5変形判 20cm / 366p
発行年月日:1986年4月 第76刷
★ 本の状態
・表紙カバーにはスレ・キズ・少汚れなどあります。
・天地小口は汚れがあります。
・本文は綺麗です。