ウスバカゲロウの幼虫であるアリジゴクの名前の秘密を追った絵本
君たち、アリジゴクっていう虫を知ってるよね。砂地にすり鉢のような穴を掘って、アリが落ち込むと「いただきまーす」してしまうどう猛な虫だ。
ところで、そのアリジゴクは、サルコとか、アドジャリムシとか、ショウトメとか、チイチイコッチとか、ものすごくたくさんの名前を持っているんだ。
どうして、そんなへんてこりんな名前が付けられたのかって?
その秘密が、この本に書かれています。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
実は、アリジゴクの成虫のウスバカゲロウにも、地方によって極楽トンボとか神様トンボといった俗称があるそうです。
親子そろって、複数の名前を持っているなんて、不思議な昆虫ですね。
アリジゴクを題材に、生きものの不思議と言葉の不思議の両方を追った、お得感のある絵本です。
書籍DATA
斎藤たま:文 吉武研司:絵新刊時定価:620円
出版 : 福音館書店
サイズ : 25×19cm / 40p
発行年月日:1991/9/1 通巻第78号
本の状態
・表紙にはスレ・キズ・シワなどあります。
・天地小口は少し汚れがあります。
・本文は綺麗です。
・折込付録のふしぎ新聞と「おはなしめいろ」は付いていますが、「おはなしめいろ」の裏面に少し茶シミが出ています。
・ソフトカバーの雑誌です。