暗闇の中の幻想的な冒険を描いた名作絵本
お昼寝前に、ミニカーのとりっこでけんかをしたさとしとあきらは、先生に叱られておしいれに入れられてしまいます。
そこで出会ったのは、地下の世界に住む恐ろしいねずみばあさんでした。
ふたりをやっつけようと、追いかけてくるねずみばあさん。
でも、さとしとあきらは決してあきらめません。
手をつないで走りつづけます……?
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
「おしいれ」という、日常と隣り合わせの怖くて不思議な空間で起こる冒険物語。
「 ねずみばあさんが、怖かったなあ」と懐かしく思い出す大人の方も多いことでしょう。
そう言えば、昔一人ぽっちの寂しい状況のときに「ネズミに引かれる」と言われましたっけ。
非科学的だけれど、ちょっぴり怖くて不可思議なことがあった時代は、逆にとても豊かな時代だったのかもしれませんね。
★ 書籍DATA
ふるたたるひ/たばかせいいち:作新刊時定価: 不明 現在は 1540円
出版 :童心社
サイズ:26.6 x 19.1cm / 80p
発行年月日: 2014/10/3 第223刷
★ 本の状態
・表紙にはスレ・キズなどあります。
・カバーはありません。裸本です。
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。