少女のころから空を飛ぶ夢を追いかけた女性パイロットのおはなし
子どもの頃、「鳥のように自由に空を飛べたらいいなあ……」と思った少女がいました。この女の子が、普通の女の子とちょっと違っていたのは、大きくなってからも空を飛びたいという気持ちを持ち続けていたこと。
彼女は、お母さんになってから、軽飛行機の操縦を習って、本当に空へ飛び立ちました。
それが著者の鐘尾さんです。
鐘尾さんが、飛行機の操縦を習い始めたばかりの頃のことや、飛行機の動かし方、飛ぶことの素晴らしさなどを語ります。
★ おひさま堂からひとこと
著者の鐘尾さんは、本書刊行当時特許庁審査官だったそうです。
仕事と家庭(しかもお子さんまで)を持ちながら、夢をあきらめずにやりたいことにチャレンジする……その姿から、子どもたちはきっと「あきらめない気持ち」の大切さを感じとることができるんじゃないかな。
書籍DATA
鐘尾みや子:文 太田國廣:絵新刊時定価:600円
出版 : 福音館書店
サイズ : 25×19cm / 40p
発行年月日:1986//10/1 通巻第19号
本の状態
・表紙にはスレ・キズ・背付近に微ヤケなどあります。
・天地小口は少し汚れがあります。
・本文は綺麗です。
・折込付録のふしぎ新聞付き。
・ソフトカバーの雑誌です。