パパが不在の間の少女の内面を見事にイメージ化したセンダックの傑作絵本
船乗りのパパが航海に出たあと、ママはその帰りを待ちわびるだけ。まだ赤ちゃんの妹は、姉さんのアイダが子守りをしなければなりません。
ところが、アイダがちょっとよそ見をしていたすきに、妹がゴブリンにさらわれてしまいました。
アイダは母さんのレインコートをきて、ホルンをポケットに入れ、妹の救出に向かうのですが……
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
本作品は、1983年刊行の作品ですが、一時期絶版の状態が続き、2006年に同じ福音館書店から再刊されました。
(現在もまた、重版未定のようです)
さらに、2019年にはアーサー・ビナード氏の訳で、『父さんがかえる日まで』と改題されて偕成社より刊行されています。
本商品は、1983年の初版本です。
★ 書籍DATA
モーリス・センダック:作/絵 脇明子:訳新刊時定価: 1700円
出版 : 福音館書店
サイズ: 26.2 x 23cm / 40p
発行年月日: 1983/4/20 初版第1刷
★ 本の状態
・表紙カバーにはスレ・キズ・少汚れ・背付近に1cmほどの破れなどあります。 (写真1/写真3)
・表紙は布製本で、表表紙右上に少し白っぽくなっているヤケ(?)があります。(写真2 黒矢印部分)
・本文は、タイトルページ他写真に掲載した汚れが見られます。(写真4~写真7)
(掲載したページ以外には汚れはなく、綺麗です)
※ 上記の通りあまり良い状態ではありませんが、発行から37年が経過している初版本であることを考慮すると並の状態だと思われます。