ブンナは自分が試みた冒険が、いかに怖ろしいことだったかに気づきました
トノサマがえるのブンナは、跳躍と木登りが得意で、大の冒険好き。高い椎の木のてっぺんに登ったばかりに、恐ろしい事件に会い、世の中の不思議を知った。
生きてあるとは、かくも尊いものなのか―。
作者水上勉が、すべての母親と子供たちに心をこめて贈る、感動の名作。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
本書は、のちに『ブンナよ、木からおりてこい』に改題されました。
また、冬至『青年座』で劇化され、芸術祭優秀賞をはじめ数々の賞を受賞しています。
★ 書籍DATA
水上勉:作 丸木俊:絵新刊時定価: 500円
出版 : 新潮社
サイズ:20.0×13.7cm / 183p
発行年月日: 昭和47年3月25日 第1刷
★ 本の状態
・背と裏表紙に、ヤケと汚れ、強いスレがあります。(写真2)
・函とカバーはありません。裸本です。
・天地小口は汚れがあります。
・本文1箇所に大きな汚れがあり(写真3)その他うっすらと茶シミが出ているページが数ページあります。
※ 発行から50年近くが経過し、良い状態とは言えません、読めればよいという方に。