巡る季節、ケイタの前に現れる「ユウキ」という名の4人の転校生たち!
“転勤都市"札幌の郊外に住むサッカー少年、ケイタ。小学校入学以来、彼の前には「ユウキ」という名の転校生が三度現れ、たくさんの思い出と痛みとを残してまた去っていった。
六年生の新学期にやってきた四人目のユウキは、長い髪の女の子。
彼女は不思議少女とあだ名され、いろいろな“奇跡"を起こして話題をさらうが、それがやがて彼女を孤立させることになっていく……。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと?
『鬼の橋』『えんの松原』と続く平安朝ファンタジーでお馴染みの伊藤遊さんが、舞台を現代の札幌に移していきいきと描く、多感な子どもたちの心模様。
ファンタジーではありませんが、温かさに溢れた瑞々しい物語です。
★ 書籍DATA
伊藤遊:作 上出慎也:絵新刊時定価: 1300円
出版 : 福音館書店
サイズ: 19 x 12.8cm /204 p
発行年月日: 2003/6/25 初版
★ 本の状態
・表紙カバーにはスレ・キズなどあります。
・天地小口は汚れが少しあります。
・本文は綺麗です。