植物としてのアシ、暮らしのなかのアシを詩情豊かに描いた絵本
アシは川、沼、湖など、水辺のいたるところに群生している植物です。アシの根は地中にはびこり岸辺をがっちりと守ります。
同時に、根は窒素やリンを吸収して水を浄化する働きがあります。
そのことによって水辺に生きる動植物をささえてもいるわけです。
またアシは私たち人の暮らしのなかでも生きています。
よしずや茅葺きの材料となっています。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
あまりに人の暮らしの中に溶け込みすぎて、当たり前のものと考えられている「あし」
こうしてあらためて、写真など見てみると、美しささえ感じられる植物であることに驚きました。
あしが、人の営みだけでなく、自然の営みの中でも、大いに役立っていることを再認識した絵本でもあります。
書籍DATA
織田道代:文 叶内拓哉:写真新刊時定価:410円
出版 : 福音館書店
サイズ : 25×23cm / 28p
発行年月日:2002/11/1 通巻第404号
本の状態
・表紙にはスレ・キズなどあります。
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。
・折込付録はついていません。
・ソフトカバーの雑誌です。