ひとりぼっちの怖さを乗り越える勇気をくれたのは,お守りの貝マタビアでした
シルビアは、小さい妹と弟だけではじめて夜の留守番をする。暗闇の中で次々と自分の想像が生み出すこわさにとらわれるが、ふと、淡い思いを寄せる少年がくれた貝のお守り「マタビア」を思い出す。
インドネシア系オランダ人の少女を通して、生きることへの不安や疑問がさらりと語られる作者の半自伝的作品です。
(出版社の内容紹介より)
書籍DATA
マリオン・ブルーム:作 野坂悦子:訳新刊時定価: 1600円
出版社: 岩波書店
サイズ: 21.4 x 15.4 cm / 217p
発行年月日: 1997/10/15 第1刷
本の状態
・表紙にはスレ・キズ・背に強いヤケなどあります。
・カバーはありません。裸本です。
・天地小口は汚れと少ヤケがあります。
・本文は綺麗です。