ちょっぴり過保護なマキオが、はじめての東京の夜のおるすばんを体験します
もうすぐ3年生になるマキオは、名古屋に住んでいます。母親が、春休みに盲腸の手術をするため、東京にすむえみ子おばさんの家に行くことになりました。
ところが、えみ子おばさんの家の赤ちゃんが急病になり入院することに……。
しかもおじさんは、出張で家にはいません。
マキオは、5歳になるいとこのちあきと2人、留守番をして夜と戦うことになってしまいます。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
小学生版、はじめてのおつかい的な物語。
でも、幼児と違い、自身の置かれた立場や責任をきちんと自覚しつつ、なすべきことを全うしていくのが頼もしい。
子どもって少しづつ成長していくだけでなく、マキオのように、何かをきっかけにたった1日で見違えるように成長するものですね。
良いおはなしでした。ほるぷ選定図書。
書籍DATA
生源寺久美子:作 岩淵慶造:絵新刊時定価: 1000円
出版社: 金の星社
サイズ: 21.2 x 15 cm / 165p
発行年月日: 1986/6 第45刷
本の状態
・表紙にはスレ、裏表紙にはヘコミなどあります。
・カバーはありません。裸本です。
・天地小口は少しヤケがあります。
・本文は綺麗です。