ラモンの吹く魔法の笛の妙なる調べにまつわる不思議なおはなし
昔々、ヒマラヤの谷あいにラモルという名前の人が住んでいました。ラモルと妻のブリンジャマティには、ほんのちょっぴり畑があり、二人は一生懸命に働きました。
でもそこは、岩だらけで、何を植えても根はのびず、種をまいても芽はでず、二人の暮しはつらいことばかりでした。
ある晩、一人のおじいさんが二人の小屋の方にとぼとぼと歩いてきました。
おじいさんは、「どうか一晩、私を泊めて、何か食べさせてくれませんか」とたのみました。
二人は乏しい中から食べ物をみんな出してもてなしました。
あくる朝、おじいさんは一本の竹笛をお礼に渡して、歩いていきました……
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
ブラティスラヴァ世界絵本原画展1977年出版社賞受賞作品です。
★ 書籍DATA
A.ラマチャンドラン:作 きじまはじめ:訳新刊時定価: 不明 現在は「木城えほんの郷」から再刊されて 1528円
出版 : 福音館書店
サイズ:25×27cm / 48p
発行年月日: 1976/11/10 初版
★ 本の状態
・表紙にはスレ・キズ、裏表紙背付近にヤケなどあります。(写真1と写真4)
・カバーはありません。裸本です。
・天地小口はヤケ・汚れがあります。
・本文は、小さな茶シミが出ているページがありますが、おおむね綺麗です。
※ こちらの本は、サイズの関係で1冊でもクリックポストでお送りすることはできません。
ヤマト運輸の宅急便でのお届けとなります。