丁寧に描かれたスプリング・エフェメラルの美しい姿にほれぼれします!
まだ吹く風が肌に冷たい初春、落葉樹林の林床でひっそりと美しい花を咲かせ、林の木々が葉をしげらせ、林床に光が届かなくなるとその姿をまったく消してしまう野草があります。スプリング・エフェメラル(春のはかない命、の意)と呼ばれるこの野草たちは、なぜこの時期に花咲かせ、短期間に姿を消すのでしょう?
そして、どのような暮らしをしているのでしょうか?
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
春の訪れとともに、ごくわずかの期間だけ見られる「春の妖精たち」をメインに、雑木林の1年間を描写した自然絵本です。
春の妖精たちの美しさ・可憐さに目を奪われたら、次は地面の下の長い生活にも想いをはせてもらいたいですね~。
花々の端正なたたずまいが印象に残ります。
書籍DATA
奥山多恵子:文/絵新刊時定価:700円
出版 : 福音館書店
サイズ : 25×19cm / 40p
発行年月日:2005/4/1 通巻第241号
本の状態
・表紙にはスレ・キズ・少汚れなどあります。
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。
・折込付録のふしぎ新聞は付いていますが、不思議な絵「今月も美術」はありません。
・ソフトカバーの雑誌です。