たねがとぶ
細密で美しい絵と明快な文で、植物の不思議さを伝える絵本
春の草が、花を咲かせたあとに実をつけました。実のなかには種が入っています。
植物の種類によって、いろいろな種ができます。
種は草の作った子どもです。
草の子どもは、新しい場所に仲間をふやすため旅にでます。
種は、風に吹かれたり、さやがはじけたり、揺れてこぼれたりしながら飛んで、土に落ちると芽を出します。
そして、また大きくなって種を作ります。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
道端や空き地、、畑の中など、身近に生えてる春の草の観察絵本です。
いつもながら、甲斐信枝さんは、植物の生態と私たちの暮らしの関わりを、正確で美しい絵で伝えてくれます。
見開きの紙面いっぱいにたねがとぶ様子は、秀逸のひと言に尽きますね。
★ 書籍DATA
甲斐信枝:作 森田竜義:監修新刊時定価: 900円
出版社:福音館書店
サイズ: 26.0×24.0cm / 28p
発行年月日:1993/4/10 かがくのとも傑作集 第1刷
★ 本の状態

・表紙にはスレ・キズなどあります。
・カバーはありません。裸本です。
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。