さよならさんかく
数々の名作を生み出した安野光雅のわらべ歌絵本(愉快な仕掛けあり)
この本は、昔から全国各地で子どもたちに親しまれてきた、「さよならさんかく」のわらべうたをもとに、安野光雅さんが絵本にしたものです。このようなわらべうたは、連想遊びのわらべうた、あるいはしりとり遊びのわらべうたとよばれ、鎖のようにずっとつながっていくのが特徴です。
この本は最後の「きえるはにんじゃ」までいったら、本をくるりとさかさまにしてください。
連想遊びを続けながら、ふりだしまでもどれるように作られています。
2~3人集まったら、順番に唱えていくのも楽しいでしょう。
あるいはどこかのページを開いて「あかいは……。」とか、「まるいは……。」と、知っているかぎり唱える遊びもできますし、また替え歌をつくることもできます。
お父さんやお母さんは、子どものころ、どんなうたのことばで遊んでいたか、子どもたちにきかせてくださいい。
わらべうたの灯を消さないように、ながくつたえてほしいのです。この絵本を、そのような遊びのために役立ててください。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
「わ~懐かしい!」と思われるのは、おひさま堂のような祖父母世代かもしれませんね。
「♪ひかるは親爺のハゲ頭♪」などとやんちゃ坊主たちが歌っていたのが思い出されます。
歌が終わると見せかけて、本をクルッと回せばエンドレスに続いていく面白さ……世代をこえてはまります。
★ 書籍DATA
安野光雅:作新刊時定価:1600円
出版社:講談社
サイズ: 22×25cm / 40p
発行年月日:2019/5/7 第25刷
★ 本の状態

・表紙カバーには少しヨレあります。
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。