働くことの喜びや誇りが 重厚な絵とともに胸に迫る秀作
よざえむさんは踏切番が仕事で、ごましお頭にちょこんと帽子をかぶっています。よざえむさんの仕事場は海辺の町の、町外れにある小さな踏切小屋です。
レールの曲がりそうな暑い夏も、粉雪の舞う冬も仕事は続きます。
ある日、保線区の人がやって来て、自動の遮断機でここの踏切は電化されることを告げます。
20年間勤めた、よざえむさんの仕事に終わりの日がきました……。
(出版社の内容紹介より)
★ 書籍DATA
有馬志津子:作 藤沢祐一:絵新刊時定価: 不明
出版 : 岩崎書店
サイズ: 28.2 x 24.4cm / 32 p
発行年月日:1973/12/31 第刷
★ 本の状態

・表紙にはスレ・キズ(特に裏表紙に深いキズ)・背に汚れなどあります。
・天地小口はヤケ・汚れが少しあります。
・前見返しあそび紙と扉に茶シミが出ています(写真4)。
・白色ページ周辺部に微ヤケがあります。
(白色以外のページにもヤケがあると思われますが、見た目では感じられません)