さまざまに巨大なものが現れて、楽しかったり怖かったり……
あったとさ、あったとさ。広い野っぱら、どまんなか、巨大なピアノがあったとさ。子どもが100人やってきて、ピアノの上で鬼ごっこ……。広い野原のまん中に、巨大な電話、巨大なトイレットペーパー、巨大な泡立て器など、巨大なものが出現し、子どもたちがそこで自由に遊びます。
電話は地獄につながったり、泡立て器は空に雲を湧きおこしたり、奇想天外な出来事をまきおこします。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひと言
おはなし会用に、巨大な(?)ビッグブックも刊行されていますが、大きな本よりは、こどものともサイズのこの本の方が、かえって絵に迫力があり、このお話の面白さを楽しめると思います。
その点で、絵本は、本来大勢を対象にして読むものではなく、互いの体温を感じられる距離と関係性の中で読むのが一番であることを思い出させてくれる作品です。
書籍DATA
長谷川摂子:作 降矢なな:絵新刊時定価: 389円
出版社: 福音館書店
サイズ: 26 x 19 cm / 32p
発行年月日: 20005/6/1 こどものとも社版
本の状態
・表紙にはスレなどあります。
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。
・付録の「絵本のたのしみ」はついていません。
・ソフトカバーの雑誌です。