副題は＜丸木舟から豪華客船まで さまざまな船と船乗りの物語＞
舟と呼べる最初の乗り物である、大昔のいかだと丸木舟から始まって、現代の潜水艦まで、時代を追って様々な舟と船が登場します。けれど、単に船の紹介をするだけでなく、船の推進力や造船所のことから、漁船や軍艦について、海賊や港で働く人々のことなど、船をあらゆる面から紹介してくれる、まさに「知識の泉」と呼ぶにふさわしい1冊です。
参考文献や知っておきたい言葉の解説、索引、年表なども充実しており、子どもだけでなく大人も充分楽しめる内容です。
★ おひさま堂からひと言
ページの中の色々な仕掛けで、楽しみながら知識が身につくしかけ絵本でもあります。
特に、付録のシールは本を傷つけずに何度も張ったり剥がしたりできるので、子どもたちには喜ばれます。
大人の方なら、タイタニック号の詳細な見取り図や沈没のさまを解説したページなどにも興味を惹かれるでしょう。
全てのページに配された写真や細密なイラストも美しく、図鑑としても申し分のない内容だと思います。
書籍DATA
ローレンス・オッテンハイマー：作 久保実：訳新刊時定価: 2200 円
出版社: 同朋舎出版
サイズ: 22.6 x 20.6 cm / 49 p
発行年月日: 1996/6/15 初版第1刷
本の状態
・表紙にはスレ・小ヘコミなどがあります。
・カバーはありません。裸本です。
・天地小口はわずかに汚れがあります。
・本文は仕掛け等の破損もなく綺麗です。
・付録のシールは、未使用の状態で全て揃っています。
